小鳥のヒナってどうしてあんなに鳴くんだろう?
自分で小鳥のヒナを育てたことがなかったとしても、ペットショップに行った時などヒナに手を近づけると「ピーピーピー!!!」って感じで必死に鳴いているのを見たことがありますか?
お腹もいっぱいなはずだし、たくさん触れ合ったから満足なはずなのにどうしてなんだろう?と疑問に思っている飼い主さんも少なくありません。
そんな悩みを解決してほしくてサイト運営をしています!
セキセイインコ・フェレット・ミニチュアダックス2匹・猫=計5匹のシェアハウス代表管理人『アニマル博士』と申します(^^)/
この記事では
何があるワケでもないのにヒナが鳴いている理由
ヒナの鳴き声から感情を読み取る方法
鳴き方で教えてくれること、注意すること
なついてもらう方法とは?
以上の内容についてお話ししていくので、情報収集の1つとして参考にしてください♪
何があるワケでもないのにヒナが鳴いている理由
いきなりですが”人間の赤ちゃんは泣くのが仕事”ということを聞いたことがありますか?
言葉を話すことができないので「お腹が空いた」とか「眠いよー」とか「オムツが汚れてる!」というようなことを泣いてお母さんに知らせているんです(´ω`*)
他にも、かまってほしい時など自分の存在をお母さんに知らせるためにも泣くんですよ。
インコのヒナも人間の赤ちゃんも同じ
鳥と人間では見た目も何もかも違いすぎるように感じますが、どっちにしても”赤ちゃん”ということに変わりありません。
インコのヒナも「おなかすいた」とか「遊んで~」という理由で必死に鳴いているんです!
ヒナからしてみれば飼い主さんは自分を守ってくれるお母さんなので、自分の存在を知らせたり、何かを伝えるために頑張って鳴いているんですね(´∀`*)
鳴いている理由がわかると、さらに愛着がわきませんか?♪
そんな可愛い赤ちゃんの要望にはできる限り応えてあげたいけど、鳴き声から感情を読み取ってあげる事はできるんでしょうか?
ヒナの鳴き声から感情を読み取る方法
大人のインコほど多彩な鳴き声を発しませんが、ヒナも感情によって鳴き声が違います!
ただ、ヒナの鳴き声だと耳を澄ませておかないと聞き分けにくい可能性があります(^^;)
そういう場合は”手”を使ってみてください。
ピーピーと鳴いているヒナの近くに手を置いてみると、ヒナが求めていることがわかります(ΦωΦ)
鳴きながら手にすり寄ってきた
自分から手に寄ってきて手や肌にすり寄ってくる場合は、寂しい・甘えている・寒いなどのことをうったえているということになります。
寂しい時とか甘えたい時って《人肌が恋しい》って言うじゃないですか?
インコちゃんも一緒なんですね(*ノωノ)
ここで気をつけてほしいのが寒がっている時です。
寒い時は手の中でジッとするんですが、ヒナにとって温度は大切で、温度管理をしっかりしていないと命にかかわってしまう可能性があります。
寒がっている仕草を見せた時はヒーターを用意して温めてあげましょう( ..)φメモメモ
わたしが使っているのはこのヒーターなんですが、電球のヒーターだとカバーに足を引っ掛けたりして切断しかねないのでフィルムヒーターを探していたんです!
このヒーターを使ってみて思ったのが、人肌くらいの温度だから熱くなりすぎなくて安心♪
ケージ全体を温めるパワーは無いけどインコちゃんが自分でヒーターの近くに行くから全然困りませんでしたよ。
ヒナのうちは必需品なんですけど、大人になっても使えるので重宝してます!
※画像をクリックすると商品のページに行くことができます。
指にくちばしを当てて鳴く
手を置いた時に1本の指にくちばしを当てながら大きな声で鳴いたり「チチチチ」という声で鳴いたりする場合は、お腹が空いている可能性があります。
「ご飯あげたばっかりなのにΣ(・ω・ノ)ノ!」という場合なら、ご飯が足りなかったということです。
満腹になるとご飯に見向きもしなくなるので、そうなるまで食べさせてあげてくださいね☆
低い声でジージー鳴く
寂しい時やお腹が空いた時とは違う感じで、低い声でジージーやジジジジと鳴いているときは、何かに警戒していたり気に入らないことがある可能性があります。
この鳴き声が聞こえた場合は周りをみてあげてください。
ストレスを与えるのもよくないので、早く原因を見つけて解消してあげてくださいね(^^)
鳴き方で教えてくれること、注意すること
大人のインコのように鳴き声が多彩ではないとはいえ、感情を読み取ってあげることはできます。
ヒナの段階で要求することと言えば、ご飯・環境の異常・体調が良くない大きく分けてこの3つです。
お腹がすいている時や寒い時は、さっきお話しした通りの行動をしてくれるんですが、上記の行動に当てはまらない行動をした場合には注意が必要です。
羽を広げて口を開けている
ヒナの場合羽を広げて口を開けて鳴いている姿をよく見ますよね(^u^)
ただ、鳴かずにこの仕草をしている時は暑いと感じているんです。
大人のインコも同じ行動をするんですが、暑いと熱中症になってしまうことがあるので注意してください。
ヒナにとって温度管理はとても重要なのでこまめに温度をチェックするようにしましょう。
弱々しい声で鳴いている
いつもより鳴き声が小さかったり、苦しそうに鳴いている場合は体調不良をうったえている可能性があります。
そういう時は、応急処置として室温を少し上げてみてください!
ですがそれは応急処置なので、変化が見られない場合はすぐに獣医さんに診てもらいましょう。
どんな動物でも飼い主さんがいる限り、飼い主さんがしっかりと観察していち早く異変に気付いてあげることが重要です。
家族としてお迎えしたんですから、ちゃんと育ててあげてくださいね(´∀`*)
ヒナになついてもらう方法とは?
ヒナのうちからしっかりお世話をしていれば飼い主さんにベタ慣れになって、とても良いパートナーになってくれますが、なついてもらうために気をつけるべきことがあります。
それは、お世話をする際の”ヒナの持ち方”です。
持ち方を間違えてしまうと、ベタ慣れどころか人間の事が怖いと思われてしまう可能性があります。
ヒナを持ち上げるとき(手に乗せるとき)は必ずヒナの下に手を置いてから、すくい上げるようにしましょう!
野生の世界で生まれたばかりの小鳥のヒナは、逃げることも抵抗することもできないので捕食される側となります。
そのため、上から覆われるような形になると恐怖でしかないんです(>_<)
せっかくヒナから育てても手乗りにならなかったら悲しいですよね?
インコはとても繊細で神経質な動物なので、ちょっとしたことでも気をつかってあげてくださいね☆
今回伝えたかった内容は以上となります!
最後に余談が入りましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました(^O^)